公益社団法人日本技術士会中部本部静岡県支部

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オープンCAEの産業活用

趣旨

産業界では、CAE(Computer Aided Engineering:計算機援用工学)シミュレーションソフトが試作費用低減と業務効率化のために活用されています。しかし、CAEソフトは非常に高価だったために資金力のある大手企業に限定されています。
ところが、最近は無料のCAEシミュレーションソフトが現れており、多額の初期投資が理由でこれまで導入を断念していたような中小企業にもCAE活用が可能な状態になっています。
本研究会では、無料のオープンCAEソフトの操作方法を研究して操作ノウハウを蓄積していき、そのノウハウを用いて産業への活用展開を図っていくことにより、最終的には技術士として静岡県下の中小企業への技術支援及び技術移管をめざしていきます。
最終的な姿は非常に壮大で実現には長期間を要すると思われますが、技術士としての社会的使命に照らして非常にやりがいのある研究会だと思っています。

オープンCAEの条件

1.ソースコードが公開されていて、その内容を万人が検証かつ開発参加できる状態のソフト(オープンソース)であること
2.CAE(Computer Aided Engineering:計算機援用工学)あるいは計算科学の分野でのソフトであること

主な研究事項

呼びかけ人が対応できるCFD(ソフト名:OpenFOAM )と狭義のCAE(ソフト名:SalomeMeca)について初心者へのインストール支援および操作方法や使用方法の指導。これによる静岡県下の企業の社員の参加の促進、産業応用の潜在ニーズ発掘、およびオープンCAE産業活用の方向性の検討。 更に先の展開として、企業の実務課題についてのシミュレーション解析の適応、その過程でのPDCAサイクル回転によるブラッシュアップ。

上記のOpenFOAMとSalomeMeca以外のソフトについて調査、必要に応じてソフト試用と機能および完成度の調査。そののち、OpenFOAMとSalomeMecaと同様な静岡県下の企業への産業応用展開の可能性の検討。 将来的な産業応用を目指したオープンCAE自体の開発(プログラミング)
《OpenFOAM》
スパコンの「京」「TUBAME」などに導入されていて、世界中の研究機関で用いられているソフトです。
《SalomeMeca》
原子力発電設備のエンジニアリング会社であるフランスのeDF社が自社業務用に開発しているソフトです。

研究会設立趣旨と募集条件

活動会員の募集

本テーマに関心のある方であれば、技術部門は問いません。設立趣旨に則り、支部会員で無い方も参加可能といたします。支部会員のメンバーが2人以上揃った場合に研究会を正式に立ち上げます。開始は R2年4月とし活動期間は1年間を予定していますが、R3年3月時点での参加者の意向により活動期間を延長する可能性もあり得えます。その際、退会および新規参加を可能といたします。

本件問い合わせ先:小南秀彰(呼びかけ人代表者)