中国浙江省との技術交流
交流の歴史
浙江省と静岡県は1982年友好協定締結後、旧静岡県技術士協会では、1988年に企業診断調査団として浙江省へ技術交流、その後、1996~2002年にはバイクエンジンの技術交流にも参加しました。近年では、2009年に中華人民共和国60周年記念行事の一環として、会員3名が参加し技術講演、2012年には、浙江省科学技術庁よりビジネスマッチング会に招待され、技術交流が活発になるきっかけとなりましたが、諸般の事情により中止しました。
2014年12月には、同じく浙江省科学技術庁より「浙江省科学技術マーケティング展示館」完成祝賀会に招待され、展示、セミナー講演や企業診断を行いました。その時期に静岡市内にて、静岡県日中友好協議会を通じ浙江省企業家訪日代表団一行に対してセミナーを開催、2015年1月、中国出張専門家派遣可能性調査に会員3名が浙江省へ出張し、行政ならびに企業家との懇談を通じ、今後の技術交流の可能性を調査しました。同年6月には、浙江省科学技術庁から静岡県技術士会に国際技術マッチング会への招待があり、会員2名が参加し講演、企業診断を行っています。以後、2016,2017年の3月にも技術支援事業に参画し会員が企業診断やセミナーを実施し今に至ります。
今後への期待と展望
静岡県日中友好協議会との連携を深め、ますます技術面で進化しつつある企業環境にも注視する一方で、技術士会会員どうしが連携を取り、必要な人材を増やし、組織として交流する体制を強化していきたいと考えています。